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ペットロスに向き合おう

「ペットロス」とは、ペットとの死別を通じて体験する、悲しみや喪失感を意味します。愛する家族の一員であるペットと別れるとき、その悲しみが原因で、心身に不調をきたすケースも含みます。
体験者からは「まさか自分がなるとは思わなかった」「こんなにつらいとは…」という声もあり、経験するまでは分からないことが多いようです。深刻なケースでは、絶望感から何も食べられなくなるなど、追い詰められることもあります。
そんな時、どのように気持ちを整理したらよいのでしょうか。今回は、ペットロスと心の変化、向き合い方などについて、ご紹介します。

ペットロスの症状

ペットロスに向き合おう画像01

ペットロスは、決して特殊な病気ではなく、自然な感情からくるものです。治療にあたっても、特効薬はないといわれています。
ここでは心身に影響が出る場合の、代表例をご紹介します。

・泣く
亡くなる前や亡くなった時のことを思い出すと、涙が自然とあふれてきます。愛用品や似たような年齢のペットを見ても涙が止まらず、後悔や自責の念などから、思い出しては涙してしまいます。

・睡眠への影響
ペットを思い、泣き明かす夜もあれば、泣き疲れてそのまま眠ることもあります。こうした睡眠不足から、体が疲れてしまい、朝になっても起きられなくなってしまいます。

・食欲低下、過食など
食事をする気になれない、食が進まないなど、悲しみから食事ができなくなります。その反対に、ペットロスのストレスから過食になる方もおり、消化不良や胃痛などの原因になることがあります。

・精神的な不安
ペットがいないさみしさから不安になったり、取り残されてしまったという気持ちから、強い孤独を感じたりします。未来のことを考え、必要以上にナーバスになったり、周囲からペットロスを理解されずに、孤立したりします。

・やる気の低下、脱力感
ペットが亡くなった時のことを考え、仕事や勉強に集中できなくなります。憂鬱になったり、生活がどうでもよくなったり、やる気が低下してしまいます。心にぽっかりと穴があいてしまい、何かをする気になれなくなります。

いずれにしても、時間を経て回復されるといわれています。ゆっくりと焦らずに、状況を受け止めましょう。

ペットロスの心の変化

お仏壇に必要なもの画像03

さまざまな悲しみに対面するペットロスですが、やがて気持ちが落ち着くと、回復(癒やし)へと向かいます。実は、こうした気持ちの変化には段階(過程)があり、それを知ることは、ペットロスの予防にもなります。悲しみを肯定することで、新しい生活を受け入れられるともいわれています。
また、ペットロスと向き合うために、心を整理する方法もご紹介します。

【心の変化】
①否定

ペットの死を現実として、受け入れる段階です。最初は現実を認めたくない思いから、「夢であってほしい」「何かの間違いだ」と考えてしまいます。大きな焦りや無力感、不安感に襲われます。

②後悔・怒り
亡くなった現実を受け入れると、後悔や自責の念にかられます。「あの時、ああしていれば…」「私のせいで…」「病院を信じたばかりに…」など、怒りは他人に向けられる場合もあります。強い感情のため、必要以上に落ち込んだり、攻撃的になったりします。

③悲しみ(抑うつ)
激しい感情が落ち着いてくると、悲しみと向き合うようになります。ペットの存在の大きさを改めて実感し、さみしさを感じます。
一般的にはここが最もつらい時期ともいわれます。何度も後悔や怒り、悲しみの感情を繰り返すことで、時間の間隔があき、やがて悲しみを受け入れられるようになります。

④受容
時間と共に穏やかさを取り戻し、悲しみが自然なものとなります。思い出せばつらくても、ペットとの時間に「感謝する」ようになります。お別れした時の悲しみよりも、一緒に過ごした楽しい思い出や、出会えた喜びを素直に感じることができます。

以上の段階を経て、悲しみの気持ちは整理されていきます。経過する時間に個人差はありますが、あまり他人と比べずに、ゆっくりと向き合ってください。

また、気持ちの整理がつきやすくなるために、下記のことをおすすめします。
本来の自分を取り戻すことや、心の変化の手助け(癒やし)になるといわれています。

【心を整理するための方法】
・お葬式やお通夜をする
・思い出のアルバムを作る
・手紙を書く(アルバムに入れるケースもみられます)
・お仏壇やお墓をつくる
・形見として植樹などをする

・残っているペットをかわいがる
・カウンセラーに相談する
・新しいペットを迎える
※ご紹介しているのは、代表例になります。ペットロスの回復にかかる時間や、気持ちの変化などには、個人差があります。

いずれにせよ、喪に服す時間が必要といわれています。悲しみを一人で抱え込まないためにも、こうした時間を過ごすこと、具体的に行動することで、気持ちに一区切りをつけることを考えてみましょう。

幸せを形に残すために

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ペットとのお別れはつらいものです。しかし悲しみを乗り越えたら、「この出会いを忘れたくない」「この子への愛情を形にしたい」と、その後のご供養に力を入れられる方も多いようです。ペットも家族の一員であり、人間と同じようにお仏壇やお墓、手元供養などを行っている霊園も増えてきています。ぜひ落ち着いたら、ご供養についても考えてみましょう。
ヤシロでは、大阪にペット霊園が2つございます。ペット専用のセレモニーホールや、ペット専用炉も完備。ご葬儀、火葬、永代供養が、全てセットになったプランもあり、ネットでのお見積もりが可能です。
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