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四季にあわせた猫との暮らし

一般的に、猫は居心地が悪いとストレスを感じたり、病気になったりと、その暮らし方が長生きに影響するといわれています。そのため、一日を室内で過ごす猫にとって、住環境はとても大切なものです。
日本では夏と冬とで大きく気温が変化するため、室内の装いも変えなければいけません。猫にとっても負担の少ない暮らしを心がけることで、健康管理へもつながります。四季を通じて快適な暮らしとはどういうものか、猫の生態や健康上のケアなども含め、知っておいた方が良いでしょう。
今回は、猫との暮らしについて、季節ごとのケアなどをご紹介します。

四季のケア

猫との暮らし画像01

まずは季節ごとに、猫の生態や健康上、気をつけたいポイントをみてみましょう。

【春・秋】
猫は春と秋に換毛期を迎えます。自分で毛づくろいをして抜け毛をとりますが、飲み込んだ毛が、胃の中で固まりになる「毛球症(もうきゅうしょう)」になる恐れもあります。飼い主が、毎日ブラッシングしてあげると良いでしょう。毛を飲み込む猫には、猫草を食べさせてあげると効果的です。
また、春は健康診断の時期でもあります。7歳未満の成猫は1年に1回を目安に、病院へ連れて行ってあげましょう。なお、春と秋は食欲が増す時期でもあるため、肥満には注意が必要です。

毎日のブラッシングで、「毛球症」を防ぐ
健康診断で病気予防や早期発見を
食べすぎ(肥満)に注意

【梅雨~夏】
梅雨の時期はカビが発生しやすいため、フードが痛まないように、注意してください。
夏にかけての高温多湿な環境では、ダニやノミが発生しやすいため、部屋を清潔に保つことが必要です。室内の掃除を徹底し、虫よけ効果のあるグッズを使うなど、上手に工夫しましょう。(フィラリア症の予防は、5月前後から始める方も多いです。気になる方は病院へ相談しましょう)
また、暑い時期は必ず冷房(エアコンは28℃が目安)を入れたり、水をたくさん用意したり、快適に過ごせるようにします。特に飼い主の留守中に熱中症になる事故が多いため、外出時は気をつけましょう。

食べ物が痛まないように、フードの管理を
室内を清潔にして、ダニやノミを防ぐ
熱中症対策(涼しい環境づくり)

【冬】
猫風邪などのウイルスは、乾燥した寒い冬に活発化します。できれば室内に加湿器などを置くと良いでしょう。寒さ対策については、ベッドに毛布やフリースをかけるなど、冷たい空気を防ぐ工夫をします。
また、運動不足から飲む水の量も減りやすいので、オシッコの病気(尿石症)にも注意しましょう。特に体力が低下しているシニア猫や持病のある猫は、病気にかかりやすくなります。なお、冬は電気あんかなどによる、低温やけどにも注意が必要です。タオルを使って、体に直接、ふれないようにしましょう。ストーブなども、やけどや事故に気をつけてください。

寒さ対策(あたたかい環境づくり)
猫風邪やオシッコの病気に注意
電気あんかなどによる低温やけどに注意

※予防の方法などは代表例です。症状や原因によって、対策が異なる恐れがあります
※フィラリア症については、お住まいの地域などによって、検査・予防の時期が異なる可能性があります
※健康診断や予防接種など、最適な時期については、お近くの獣医師へご相談ください

猫のストレスを軽減しよう

猫との暮らし画像02

猫はストレスを感じやすい生き物です。四季のケアだけではなく、特性や習性を知ることで、毎日の健康管理にも役立てることができます。

適した温度が選べるように
猫は暑すぎるのも寒すぎるのも苦手です。できれば部屋の中に温度差のある空間をつくってあげましょう。特に夏は、玄関先やお風呂場のタイルの上、夜のベランダなどが涼しく、お気に入りの場所になるでしょう。お風呂場のお湯は抜くなど、事故防止には細心の注意を払わなければなりませんが、そうした場所を開放してあげることも工夫の一つです。
その逆に、あたたかい空気は部屋の上部にたまります。猫が寒さを感じると、高い場所に上ることもあるため、スペースを空けておくなど、好みの温度を選べるような空間づくりを心がけましょう。
また、冬はこたつの周りや暖房のそばが過ごしやすいようです。暑くなったら冷たい床の上に移動できるなど、こちらも自由に行き来できる空間を残しておきましょう。

隠れられる居場所づくり
猫にとって、知らない人が頻繁に来ることも、ストレスにつながります。常に静かでくつろげる場所や、一人でゆっくりと隠れられる場所も用意してあげましょう。
特に身を隠せるスペースは必須で、狭い場所も好きなようです。押し入れの中や箱の中など、愛猫がどんな場所を好むのか観察しながら、安心して過ごせる場所を用意しておきましょう。

愛猫の目線で幸せな暮らしを

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猫にとって必要な環境を整えることは、長生きへの第一歩です。
環境の変化が苦手なため、引っ越しなどを除いて、できるだけ環境を変えないように努めてあげましょう。飼い主が四季のケアや空間づくりをすることで、愛猫との絆も深まるでしょう。ぜひ幸せなライフスタイルを、愛猫と共に築いてくださいね。

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