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法話集

合同供養祭などでの住職の法話をご紹介いたします

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「六道の世界 お盆の由来」

2010年08月 北摂池田メモリアルパーク合同供養祭
先月の供養祭では、お盆を迎えるにあたって、お盆についてのお話をさせていただきました。今日お勤めさせていただきましたのは、施食会(セジキエ)と申します。
昔は施餓鬼(セガキ)といっておりましたが、もともと仏教の六道の世界からきた餓鬼という言葉ではありますが、あまり良い意味で使われなくなってしまったので、曹洞宗では施食(セジキ)というようになりました。
仏教でいう六道の世界には、天上界・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道という6つの世界があると説かれております。六道の世界というのは、苦悩の極限が地獄道、求めてやまない、いくら求めても足りないというのが餓鬼道、自らの我だけで生きるのが畜生道、常に争い喧嘩ばかりしているのが修羅道、修羅道の最たるものは戦争です。迷ってばかりいるのが私たち人間道、迷うから人間なのです。何もかも望みがかなって迷いのないのが天上界。
人が無くなると49日の間に、この六道を輪廻しているということですが、お盆の由来は、お釈迦様の10大弟子の一人、目連尊者が自身のお母さんがお亡くなりになって後、餓鬼道に落ちて大変苦しんでおられたのを神通力でご覧になって何とかして助けてあげたいと、お釈迦様にすがり、お釈迦様の教えによってたくさんのお坊様に食べ物を供養することによって救われたということから、お盆に、施餓鬼という行事が行われるようになり、ご先祖だけではなく餓鬼道に落ちて苦しんでいるかもしれない仏様をご相伴としてお招きして成仏を助けるというものなのです。
本日は、皆さんにご焼香していただいて、お塔婆を読み上げて、本日参詣の皆様のご先祖様、縁のある仏様はもちろん、縁の無い祀ってもらえない仏様も招いてご供養をさせていただきました。
そして実は、私たち生きているものの心にも、六道の世界が常にあり、一日のあいだに6つの世界をぐるぐる回っている場合もあります。笑ったり、泣いたり、怒ったり、六道はこういう人の心の世界を現しているのです。
そして、自分の周辺の人だけが良ければいいというわけではなく、われわれの社会でも福祉事業というものがあり、気の毒な方を自分の力に応じてお助けをする。またボランティアによって奉仕を行うといったようなことも、大きな布施であり、大変尊い、ありがたいことです。六道の世界はこの世にもあるということを知っていただきたいと思います。
お盆は命の集いとも言います。家族や親族の方が集まってお墓参りや仏壇でお祀りをして、お盆の行事をなさいます。そこには、過去の命すなわち先祖様、現代の命すなわち私たち、未来の命すなわち子供たちという、過去・現代・未来の命の集いがお盆であるわけです。お盆にご家族が集い、ご先祖をお祀りするというこれは大変尊いことであります。
どうかお盆にご先祖様をお祀りしながらご先祖さまの心を受け止めていただきたいと思います。
合掌
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天山寺開山老子 プロフィール

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