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法話集

合同供養祭などでの住職の法話をご紹介いたします

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「松立てず しめ飾りせず 餅つかず かかる家にも 春は来にけり」

2011年01月 北摂池田メモリアルパーク合同供養祭
皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
皆さまにはご健康で新年をお迎えいただき、この寒い中今年初めての合同法要にお参りをいただきまして、誠にありがたいことでございます。
本日は千手観音様の御加護をいただくべく、皆様方のご健康とご多幸と福寿をお祈りする御祈祷をお勤めさせていただきました。
皆様、元日にはそれぞれに、日ごろ信心をなさっておられる神社やお寺に初詣をされて、敬虔(けいけん)に本年の無事をお祈りになったことと思います。
さて、日本ではお正月は前年の暮れより門松を立て、しめ縄を飾って迎えるのが古くからの風習となっております。しかし近年は神様を祀るという意識が薄れてまいりまして、新しい家だと神棚が無いというご家庭も多くなり、門松やしめ縄を飾られないご家庭もあると思います。
門松は、元来、穀物の霊であり、祖先の霊でもあると言われる「年神」(としがみ)が降りてくる際、どこに寄ったら良いかわからなくならないよう、依り代として平安時代ごろから正月の民家に飾られるようになったといわれております。
初めは榊や杉などいろんな樹木が使われたそうですが、しだいに松に統一され、それに竹と梅が添えられて「松竹梅」となったようです。
江戸前期の日蓮宗の学僧で晩年京都の深草上人(しんそうしょうにん)といわれた元政法師(げんせいほうし)の詩に「松立てず しめ飾りせず餅つかず かかる家にも春は来にけり」という詩があります。
元政法師は戒律を重んじ自我にとらわれることを強く戒められました。
「俺が、俺が・・」という自我にとらわれず、相手の事を重んじれば、おおらかな心の働きが自然に機能するようになると説いておられます。
正月の飾りをする、しないは人々の自由ではありますが、世の中の景気不景気に関わらず、普段のままに春(正月)はやって来ます。とはいうものの、やはりお正月というのは区切りでありますので、古い年から新しい年を迎え、心機一転して新しい気持ちで自分の希望に向かって進んでいくという、心の準備は必要です。
正月の飾りは家の内外を飾るということだけではなく、自分の心にこそ、厳かに飾り装うべきなのです。心に信じる物を持ち、人生を生き抜く誓願を確立するのが真実の飾りであり、その心の飾りを、門松やしめ縄に想いを込めて飾ることによって得ることができるとも言えるわけです。
是非このようなお気持ちで、新しい年をお迎えになられますと、きっと良い一年になることと思います。皆様の今年一年のご健康とご多幸を祈念申し上げます。
合掌
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天山寺開山老子 プロフィール

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