永代供養 なごみ霊廟 > 法話集

法話集

合同供養祭などでの住職の法話をご紹介いたします

毎月更新いたしますのでどうぞお楽しみに

【年度】
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2014年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月

「大般若の智慧」

2014年1月 北摂池田メモリアルパーク合同供養祭
皆様、新年明けましておめでとうございます。寒さ厳しい中、ようこそお参りくださいました。本日は、天山寺の今年最初の合同法要であります。
お正月ですので例年通り、大般若の祈祷をもって皆様方の本年中の息災延命と家内安全、子孫長久ならんことをお祈り申し上げました。
大般若教は六百巻ありますが、その説かれている精神は「一切皆空」といって私たちの日頃の自分勝手な理屈を全部棚に上げて、「俺が俺が」「私が私が」と言っている「我」を空っぽにして、そこから輝き出る智慧のことを説いているのであります。
言い換えると、私利私欲のための「我」を打ち消して、世の為、人の為に努めるということであります。しかし私たちは生きて行かなければなりませんから、人様のことばかりに努めていては自分の生活が成り立たぬように思われますが、実は人様の為になるよう努めて居さえすれば、それがまた何れの日か我が身の為になるものであります。
曹洞宗を開かれた道元禅師は、「愚人思惑は、利他を先とせば、自らが利省かれぬべしと、しかには在らざるなり。利行は一法なり、あまねく自他を利するなり」とお示し下さっております。
これは、「愚かな人は人のためになることをすれば自分が損をすると思うがそうではない。利行は仏法の実践であり遍く自分も利益を受けるのだ」ということです。
つまり「情けは人の為ならず 巡り巡りて我が身まで」という諺の通り、人様に良い事をしてあげることは人のためにするのではなく、その結果は巡り巡って我が身に戻ってくるということです。
しかし、この「我」は、私たちが生まれる以前の大昔から寝ても覚めても連れ添ってきたものですから、別れよう、離れようとしても中々離れてくれません。或る時は貪欲となり、或る時は愚痴となって頭をもちあげてくるのです。「貪欲」とはむさぼり求める心のことで、「人様を押しのけてでも、自分が利を得よう」とか「他人に損をさせても自分は儲けよう」と、あちらでも争い、こちらでも争い修羅道や餓鬼道の様相を呈しているのが、この貪欲であります。
私たちはこの貪欲を深く反省して「人様と共に利益を得させていただこう」とか「人様に迷惑をかけないようにしよう」とか「人様の難儀を見ては、及ばずながら幾分でもお役に立とう」と仏心を運んでこそ、小にしては家庭、中にしては地域や市町村、大にしては明朗にして麗しい仏国土となるのです。これがすなわち貪欲の「我」を空にした大般若の智慧の光であり、菩薩行の布施なのです。
この世は無常で常に移り変わり、何時、何が起こるかわかりませんが、本日幸いにも大般若の祈祷にお参りいただき、大般若の智慧、功徳に接していただきました。
皆様方どうか本年も御仏そしてご先祖様に心を傾けられ、ご家族共に和やかに幸せな日々を送って下さることをお祈り申し上げます。
合掌
【年度】
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2014年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月

天山寺開山老子 プロフィール

供養の基礎知識

永代供養とは
後継者がいない場合や、何らかの事情で供養ができない場合、親族に代わりお寺や霊園が責任を持ってご供養をすることを「永代供養」と言います...
樹木葬とは
墓石のかわりに、樹木を墓標にするお墓のことを樹木葬といいます。
山にある木や草花などの下に、ご遺骨を埋葬します...

このページのトップへ