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法話集

合同供養祭などでの住職の法話をご紹介いたします

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「冥途の旅の一里塚」

2016年1月 北摂池田メモリアルパーク合同供養祭
皆様新年明けましておめでとうございます。皆様にはお元気にて良き新年をお迎え下さったこととお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
そして神・仏やご先祖様に本年のご家族の健康とご多幸をお祈りになったことと存じます。この「祈る」ということは人間のみにできることなのであります。
一休禅師は「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」とお詠みになっております。正月と言えば「一年の計は元旦にあり」とよく言われます。この一年間をどうありたいかと色々と計画を立てて、考えを巡らすのが元旦でありますが、一休禅師は「冥途の旅の一里塚」だとおっしゃいます。冥途といえば「あの世」のことですが「正月にはめでたいめでたい」と皆が祝っているが、過ぎ去った一年が無事に過ぎたことを「めでたい」といえばそうであるが「いのち」という人生の旅の中では、また一年、歳をとって冥途に近づいていくことになるので「めでたくないではないか」とおっしゃるのであります。これはお悟りになっている一休禅師であるから言えることであって、とても私たちの言えることではありません。
お正月は「三元日」といって「日の初め」「月の初め」「年の初め」であります。
このめでたい日に新年の計画を立てて「この一年をどう生きるべきか」と心を定めることはとても大切なことだと思います。その年の願いを定め、その願いに向かって悔いのないよう利害得失を離れ、利他の行を以って邁進したいものであります。
この世は無常でありますから一年の間にいろいろな変革があります。無常といえば悪い事のみのように思われますが決してそうではなく、良い事も無常の姿であります。
お釈迦様も「人生は苦なり」とおっしゃっておりますが、その苦の根源は「生老病死」の四苦であります。これは生まれたからには誰一人まぬがれることの出来ないものです。
「オギャー」と叫んで生まれてくることは大変めでたいことでありますが、これは「生きる」という「苦」の始まりでもあります。何年生きられるかわからないけれど、生まれたからには一年一年、歳をとっていずれ病気もし、そして何時かは死ぬ。これが人生であります。問題はその自分の人生を「如何に生きるか」ということであります。
お釈迦様はこの無常を感じられてそれを解決するべく出家をされ、六年間の難行苦行の末、お悟りをお開きになりました。その内容は「直指人心見性成仏(ジキシニンシン・ケンショウジョウブツ)」と申しまして「人は生まれながらにして、尊い「ほとけ」である悟りを備えており「無上尊」であるということであります。私たちは「凡夫」だといって、日々迷いの中に生きていると思っていますが、そうではなく「生まれながらにして仏心を備えた「ほとけ」である」とおっしゃっております。
道元禅師は「仏心」とは「大慈悲心是なり」とお教えくださっております。私たちは日々の修行によって早くこの「仏心」に目覚め、すべての「いのち」を愛する「大慈悲心」をもって一日一日を大切に生きていきたいものであります。
合掌
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天山寺開山老子 プロフィール

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