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法話集

合同供養祭などでの住職の法話をご紹介いたします

毎月更新いたしますのでどうぞお楽しみに

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「涅槃会(ネハンエ)」

2018年2月 北摂池田メモリアルパーク合同供養祭
皆さま、こんにちは。
節分も終わり、暦の上では春となりました。今年は例年にも増して寒さが厳しかった ように感じますが、まだまだ寒い日が続くようでございますので、体調にはくれぐれも お気を付けいただきたいと思います。

さて2月と言えば、私たち仏教徒にとりまして、大切な月であります。
仏教には「三大聖日」と言って忘れることの出来ない聖日が3つあります。
それはお釈迦様のお誕生日4月8日の「降誕会(ゴウタンエ)」
お釈迦様がお悟りをお開きになられた12月8日の「成道会(ジョウドウエ)」
そしてお釈迦様がお亡くなりになられた2月15日の「涅槃会(ネハンエ)」
今月の15日はこの、お釈迦様のご命日の「涅槃会(ネハンエ)」であります。
お釈迦様は紀元前804年、インドとネパールの国境付近にあるカビラ国という小さな国の皇太子としてお生まれになりました。お名前はゴータマ・シッダールタといいます。
なぜお釈迦様というかと申しますとシッダールタのいた部族が釈迦族という部族で、後に悟りを開かれて仏陀(ブッダ)になられるわけですが、生まれ故郷の釈迦族の名をとって、お釈迦様と呼ぶようになったようです。

皇子はご成長に伴い、この世の無常を感じられ、民の生活をご覧になられるごとに、ご自身の栄華がかえって苦痛となり、生老病死の苦を解脱し如何にすれば安らかな生活ができるのかを求め、29歳の時、王位も財産もすべてを捨てて出家され、苦行林に入り6年もの間、命がけの苦行をなさいました。
しかしこの苦行によってお悟りを開くことは出来ませんでした。皇子は山を下り尼連禅河の清き流れに身を清めガヤという村の大きな菩提樹の下に坐を設け「吾れ正覚を了ぜずんばこの坐を起たず」つまり「お悟りを開くまではこの坐禅から立たない」と一大決心をし、坐禅に入られたのであります。

お釈迦様が35歳の12月1日のことでした。それから8日目の朝、心の葛藤と戦い、明けの明星のきらめくのをご覧になって、お悟りをお開きになり「仏陀」となられました。
そのお悟りの内容である四諦八正道、因果の道程をお説きになり、たくさんの弟子を得、たくさんの信者を得て、インド各地へ説法の旅をお続けになって、一切衆生、生きとし生けるものをお救い下さったのであります。

80歳になられたお釈迦様は集まった弟子たちに対し、最後の力を振り絞って遺言の説法をされ、静かに眼を閉じられたのであります。
その最後の説法が「遺教経」(ユイキョウギョウ)という経典となって今日に伝わっております。
その中の一部を申し上げると「会うものは、亦た当に滅すべし。会うて離れざること終に得べからず。世は皆無常なり。会うものは必ず離ることあり。憂悩を懐くことなかれ世相かくの如し。」これを「生者必滅会者定離」(ショウジャヒツメツエシャジョウリ)と言い、「この世で会った者はいつかは別れなければならない。憂いを抱くことのないように。」そしてお釈迦様は「自今己後我が諸の弟子、展転してこれを行ぜば、則ち是れ如来の法身常に在して而も不滅なり。」と申されました。これは「これから以後、私のたくさんの弟子たちが私の教えを各地に点在して法を説き後々までも伝えてくれるならば、如来(お釈迦様自身のこと)の教えはいつまでたっても滅びることはない。」とおっしゃられ、それが3千年経った、今日まで伝わり、その教えは八万四千もの法門(教え)となり、五千余巻の経典となって今も私たちはその恩恵を戴いているのであります。
お釈迦様の教え、つまりお経はお亡くなりになられた方のご供養になることは間違いありませんが、私たちがご先祖の為にお経を詠むことによって、それが仏様に届き、仏様が私たちに説いてくださっているということなのです。

2月15日はお釈迦様のご命日です。お仏壇のご本尊様に向かって合掌し、お釈迦様を偲んで礼拝していただきたいとお願い申し上げます。
合掌
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天山寺開山老子 プロフィール

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