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法話集

合同供養祭などでの住職の法話をご紹介いたします

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「春彼岸」

2018年3月 北摂池田メモリアルパーク合同供養祭
皆様ようこそ、お参りくださいました。
本日は3月11日。7年前、突如起こった東日本大震災から今日でちょうど7年を迎えました。警察の発表によりますと、これまでに死者1万5895人、未だ2539人の方が行方不明のままとのことです。思い起こすたびに忌まわしく悲しい災害でありました。
また、福島県では、原発事故の影響で、今も約5万人の方が避難生活を強いられているそうです。本日は各地で追悼式が行われるようですが、私たちも心から追悼の意を捧げますと共に、今も尚、非難生活をなさっている被災地の皆さまに心からお見舞いを申し上げたいと思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、まだ朝夕は少し冷えますが、日中はずいぶん暖かくなってまいりました。さて、まもなく春のお彼岸が訪れてまいります。
春のお彼岸は3月21日の春分の日とその前後3日間の合計7日間のことですが、春分の日を「お彼岸の中日(チュウニチ)」と言っております。
春分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになるということから、お釈迦様の「中道の教え」にちなんで「中日」と言われるようになったようです。

彼岸というのは梵語つまりインドの古い言葉で「パーラミータ」(波羅密多)と言い、これが漢訳をされて「到彼岸」となりました。「彼岸に到る」これは私たちが暮らしている「こちらの岸」から仏道を実践修行して「向こうの岸」である「彼岸」にたどり着くということを現わしております。
「向こうの岸」の「彼岸」に対して「こちらの岸」のことを「此岸(シガン)」と言います。「娑婆(シャバ)」とも言います。この娑婆の世界から「六波羅蜜」の修行することによって悟りの岸である彼岸つまり極楽浄土へ到達できると教えられております。

この六波羅蜜とは「布施(フセ)」「持戒(ジカイ)」「忍辱(ニンニク)」「精進(ショウジン)」「禅定(ゼンジョウ)」「智慧(チエ)」の6つの修行のことを言います。
「布施(フセ)」は、物でも心でも惜しみなく与え、見返りを求めないこと。
「持戒(ジカイ)」は、仏の戒めのことで、私たちが守るべき決まりのこと。
「忍辱(ニンニク)」は、辱しめを忍ぶ、耐え忍ぶということ。
「精進(ショウジン)」は、何事も怠らずに励むということ。
「禅定(ゼンジョウ)」落ち着いて心を安定させるということ。
「智慧(チエ)」は、煩悩を除いた、迷わない、悟りの心のこと。
そしてこの「智慧」は先の布施、持戒、忍辱、精進、禅定の5つの修行をによって得られる「仏の智慧」と教えられており、「仏の智慧」とは、「慈悲の心」ことをいいます。

「春彼岸 菩提の種を 蒔く日かな」という与謝蕪村(ヨサブソン)詩がございます。
お彼岸の一週間は、私たち仏教徒にとって大切な修行の期間なのであります。
ですからお彼岸には、お墓やお仏壇にお参りいただいて、ご先祖様のご供養をすることで皆さんの命のルーツであるご先祖様に感謝をし、今ここに命のあること、生かされていることのありがたさや尊さを理解し、一日一日を大切に、ご先祖様に恥じない、そして、良いご報告が出来るような日暮らしをすることを誓いたいものです。
合掌
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天山寺開山老子 プロフィール

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